急に太陽光発電システムの発電量が減った、モニターにエラーコード表示がされる、パワコン本体の電源が切れている、再起動してもパワコンが起動しないなど、パワコンの故障でお困りの方がたくさんいらっしゃいます。そのような方のお悩みとして、
・パワコンが壊れて対処法がわからない
・パワコンの保証がそろそろ切れる
・パワコン交換になった場合の金額が知りたい
・パワコン交換の保証が切れている場合交換どこに頼めばいいのか
が上げられます。
予兆が無くパワコンが故障した場合にはどうしていいかわからず焦ってしまい、してはいけない対処法を取ってしまう場合もあります。
そこで今回のページでは、パワコンが壊れた場合の対処方法とパワコン交換時の費用相場についてご説明いたしますので最後までご覧ください。
前提にパワコンは太陽光パネルと比較すると寿命が短く、寿命は10-15年程度と言われております。長年使用したパワコンの場合、自然と寿命を迎えて動作しなくなる事もありますが、他の原因も考えられます。ここでは寿命以外のパワコンの故障原因を見てきましょう。
H3:自然災害による影響
パワコンの主な故障の原因は、屋外設置型パワコンの場合、台風や大雨などの自然災害が上げられます。
近年では想像もできないような降雨が短時間で発生しています。パワコンに繋ぐケーブルの接続部分のパテが劣化、ケーブル自体に傷が付き雨水が侵入するなどが考えられます。また、多くの事象はありませんが、落雷などが発生し過電流・過電圧によるブレーカーの損傷なども自然災害によるパワコン故障の原因の1つです。
パワーコンディショナ又は接続箱から発生した火災事故等については、他機関の調査資料によれば、水
分等の浸入、入力端子部等での接触不良又はコンデンサの絶縁破壊が主な原因と推定されております。
パワコンを設置する際の施工不良、初めからパワコンの器機自体に初期不良があったなども考えられます。
パワコンは太陽光発電により作られた直流電気を家庭で使える交流電気に変換する大切な役割を担っています。直流電気を断続的にスイッチング処理する過程で発熱し、電力が大きいほど発熱の度合いは高くなります。
パワコンの性能を維持する上ではいかに熱を排出するか、という事が重要になりますが、
上手く熱を排出できない場合は「温度上昇抑制」機能の影響で、太陽光発電がされない状況になります。
熱を排出できない原因として考えられるのはパワコンのフィルターがほこりやちりによる目詰まりです。
温度上昇抑制についてはモニターにエラーや警告が表示されない場合もあるので、発電量が落ちた場合はフィルターの目詰まりを疑ってみましょう。
太陽光発電システムの大きなメリットの1つに、もしもの停電時に電気を使えて、必要最低限の暮らしが守られるという事があります。ただし、自立運転機能が付いていないパワーコンディショナーは停電時に電気を使用する事が出来ません。ここでは自立運転機能の役割を説明します。
パワコンが壊れた際に発電量に影響が出ます。晴れているのに発電量が極端に減る、全く発電されなくなった場合はパワコンの故障が考えられます。
故障した際にはパワコンの電源が落ちる、モニターにエラーコードが表示される場合があります。
エラーコードの表示形式はメーカーによって異なりますので、エラーコードは下記を参考にご確認ください。
パワコンが故障した場合にはどのように対処する事が望ましいのでしょうか?
焦って自分でパワコンの点検を行うのは非常に危険です。まずは起きている事象を元に下記の手順で対応を考えましょう。
工事業者を選ぶ場合に、知っておかないと損をするポイントが存在します。
パワコンが故障した場合は、今すぐ交換したい・・という気持ちで焦りがあり、高額なお見積もりにも気づかず契約してしまうなども考えられますので、少し落ち着いて業者選定のポイントを確認してみましょう。
まずはパワコン交換の相場感を知っておきましょう。パワコン交換は工事費込み・税込でおおよそ25万~35万程度だと考えておけば問題ありません。
ただし、器機の違い、設置場所などにより多少の変動はございます。
パワコン交換時には既設の太陽光パネルの回路数と最大定格出力に対応できるパワコンを選ぶ必要があります。そこまでは当たり前の話ですが、工事業者によっては、取り扱いメーカーが少なく提案の幅が狭くなる、安ければ良いという話ではなく、長期的に運用する事を見越して保証等のメーカーごとの違いを説明してくれる業者を選びましょう。
また、パワコン交換のタイミングで蓄電池の導入を検討している、将来的にEV車の導入を検討している方はV2Hの導入も踏まえて考える必要があります。
現在ではトライブリッドパワコンと言われる、太陽光・蓄電池・V2Hの3つの電力を制御するパワコンやハイブリッド蓄電池という太陽光と蓄電池のパワコンを1つで制御できる商品もあります。
将来的なニーズにも応えてくれる工事業者を探して、相談してみましょう。
パワコン交換ではなく修理でも良いのでは?このようなお話もお客様からお聞きします。
パワコンの保証期間内での故障はメーカー保証で交換できますが、保証期間が過ぎてしまっている場合、
ほとんどは設置から10年を超えているパワコンだと思われます。
前述した通り、パワコンの寿命は10年~15年と言われており、もうすぐ寿命が来るパワコンに対して修理を行ってもすぐに交換時期になってしまうという事が考えられます。
最悪の場合、修理費用+パワコン交換費用が発生してしまいますので、保証期間が切れているパワコンに関しては交換をおすすめします。
パワコンの故障の原因、故障した際の現象、故障した場合の対処法、工事業者を選ぶポイント、パワコンの交換と修理に関して解説致しました。
もう一度内容をおさらいしましょう。
・自然災害
・初期不良・施工不良
・フィルターの目詰まり
・パワコンの電源が落ちる
・モニターにエラーコードが表示される
・発電量が極端に落ちる
・エラーコードまたは
事象を確認
・メーカー保証期間を確認
・メーカーに連絡
・設置工事業者または
新規工事業者に連絡
・エラーコードまたは
事象を確認
・メーカー保証期間を確認
・メーカーに連絡
・設置工事業者または
新規工事業者に連絡
・価格相場を知っておく、
相見積もりを取る
・お客様の使用電力量や
価格・保証など複数の
観点からの提案があるか
・将来的なニーズにも
応えてくれるか
・保証切れのパワコンは交換
パワコンは太陽光発電において重要な役割を担います。導入後しばらく経つと発電量の確認をモニターで行わなくなるなど、そもそも故障に気づかない事例も多々ございます。
定期的にモニターを確認し発電量が極端に減っていないか、エラーコードが出ていないかを確認し、
無駄なく効率的に運用を行いましょう。
エネルギーバンク株式会社は創業50年の省エネ商材を販売・施工する専門業者です。
千葉県でも数少ないテスラパワーウォール認定販売施工店でもあり、太陽光、蓄電池、V2H、EV充電器パワコン、エコキュート等の施工実績は7,000件を越えます。
お客様のお悩みや商品のご提案は専門のアドバイザーが対応し、お客様のご自宅、生活に合った商品をご提案致します。
戸建からビル、大学、商業施設まで工事を対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
パワコンの寿命は
10-15年と言われています!
交換費用と電力効率を考え、
お客様の自宅に合った
パワコンをご提案。
エネルギーバンク株式会社は創業50周年・住宅設備設置件数が7,000件を超える経験と知識を積み上げてきました。
取り扱いメーカーも豊富で、数あるパワコンの中からお客様に合った商品をご提案させて頂きます。
当社では専門のアドバイザーが、
お客様のお問い合わせにお応えさせて頂きます。
当社ではお客様に安心して工事をご依頼頂く為に、
下記の安全対策を実施しております。
・作業をするときには安全な服装を着用
・作業をする際は体にぴったりとした軽快なものを着用
・長袖は袖口を締め、上着の裾はズボンに入れる
・刃物やドライバーをポケットに入れて作業しない
・タオルや手ぬぐいなどを首に巻いたり、
ネクタイをして作業をすると巻き込まれる恐れがあるため着用しない
・作業着のほころびは引っかかり防止のためにすぐに繕う、もしくは着用しない
・肌を出して作業するのは危険なので、夏や暑い場所でも肌を出した状態で作業をしない
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