蓄電池を設置して10年~15年ほど経ち、
充電容量が低下したり、動作しなくなり、
廃棄または交換を検討される方もいます。
ただ、蓄電池を廃棄しようにもどうしたら良いのでしょうか?
そこでこのページでは廃棄方法や金額について解説します。
まずは相談からスタート
販売店に
蓄電池の廃棄の相談
メーカーに
相談
産業廃棄物処理業者に
相談
蓄電池は一般ごみや粗大ごみで廃棄する事は出来ません。また、リチウムイオン電池の為、自治体での回収も困難です。
蓄電池を廃棄する為には、まずは蓄電池を購入した販売店やメーカーに相談してみて下さい。
産業廃棄物処理業者への相談はまずは販売店・メーカーに確認してから、最後の手段として相談する事をおすすめ致します。
蓄電システムの主要な構成部品であるリチウムイオン電池は特別管理廃棄物に指定されており、 特別管理廃棄物とは 廃棄物処理法では、「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」を特別管理廃棄物として規定し、必要な処理基準を設け、通常の廃棄物よりも厳しい規制を行っています。そのため、通常の粗大ごみのような地方公共団体や自治体による引取り、回収はできません。もちろん、お客様ご自身や販売店様による廃棄は違法行為となり、罰せられますのでご注意ください。
蓄電池の廃棄をする意思が固まったら、販売店、またはメーカーに相談しましょう。メーカーによっては廃棄回収を受け付けていますが(ニチコン)、廃棄回収を受け付けていないメーカーもあります。その為まずは自宅に設置している蓄電池のメーカーもしくは販売店に相談する事をおすすめ致します。
メーカー、販売店が回収を対応していなくても業者の紹介を受けることが出来る可能性もがあります。
蓄電池を廃棄する前に、販売店、施工店による電気の切り離し工事が必要となります。メーカーへ蓄電池の回収依頼を行うにも、電気の切り離し工事が終わってから、メーカーへ依頼する事がほとんどなので必須の手順となります。
電気の切り離し工事が終わったらいよいよ蓄電池の廃棄依頼を行いましょう。
基本的に廃棄費用はお客様のご負担となります。処分費の内訳は引取り、回収、運搬、解体場にて解体、各部材の処分までの費用合計に加えて、電設工事の工事費となる事が一般的です。
新しい蓄電池と入れ替える時には、販売店毎に回収費用に差がある可能性がある為、まずは販売店に相談してみましょう。
回収業者が廃棄したい蓄電池を回収します。回収業者も全ての蓄電池を回収してくれるわけではなく、特定のメーカーに限られる場合もあります。
メーカーや販売店がお客様の回収希望の蓄電池の詳細をヒアリングして回収作業まで段取りしてくれる可能性がありますが、自分で電設工事業者や回収業者を選ぶ場合は事前に詳細にヒアリングを行いましょう。
さらに知っておきたい!
・ニチコン製の家庭用蓄電池
・京セラ製の家庭用蓄電池
※京セラの蓄電池はニチコンのOEM製品の為ニチコンの廃棄サービス対象となります。
廃棄価格 | ニチコン蓄電池の型番 |
---|---|
78,100円 | ESS-U3S1J、ESS-U3S1、ESS-P1S1 |
79,200円 | ESS-T2S1、ESS-T1S1、ESS-T1SS |
83,395円 | ESS-T2S1V、ESS-T1S1V、ESS-T1SSV |
94,395円 | ESS-T2M1、ESS-T1M1、ESS-T1MS |
97,695円 | ESS-U2M1、ESS-U2M2、ESS-U2MS、ESS-SP2S、ESS-SP2SA、ESS-SP2S3、ESS-SP2SA3、ESS-SP2S3E、ESS-U1SK、ESS-U1SK2、ESS-U1N1、ESS-U1N4、ESS-U1N2、ESS-U1N3 |
115,185円 | ESS-U1SK1、ESS-U1SK3、ESS-U1SK3E、ESS-T2M1V、ESS-T1M1V、ESS-T1MSV |
126,185円 | ESS-U2L1、ESS-U2LS、ESS-H1L1、ESS-H1LS |
129,485円 | ESS-U2X1 |
145,985円 | ESS-UA1SK、ESS-UA1SK1、ESS-UA1SK2、ESS-UA1SK3、ESS-UA1N1、ESS-UA1N4、ESS-UA1N2、ESS-UA1N3 |
廃棄価格 | ニチコン蓄電池の型番 |
---|---|
97,695円 | EGS-LM72A、EGS-LM72B、EGS-LM72AⅠ、EGS-LM72BⅠ、EGS-LM72AⅡ、EGS-LM72BⅡ、EGS-LM72AⅢ、EGS-LM72BⅢ、EGS-LM72AⅣ、EGS-ML0721 |
126,185円 | EGS-LM1201、ESS-U2L1 |
145,985円 | EGS-LM144AⅠ、EGS-LM144BⅠ、EGS-LM144A、EGS-LM144B、EGS-LM144AⅡ、EGS-LM144BⅡ、EGS-LM144AⅢ、EGS-LM144BⅢ、EGS-LM144AⅣ |
蓄電池を廃棄する場合の流れや価格について説明してきました。
購入時はあまり破棄の場合の事を考えないかもしれませんが、
いざその時が来ると簡単に廃棄できるものではないと認識しておく必要があります。
現状は、ニチコンが蓄電池の廃棄サービスを構築してくれていますが、他メーカーではこのような仕組みは聞いたことが無いのが実情です。
ただし今後他メーカーも廃棄に関してサービスが進んでいく可能性はありますが、
廃棄にするのか、交換にするのかでもお客様の手間は変わってきます。
今後も蓄電池を使いたい方は、このタイミングで蓄電池の交換も検討してみて下さい。
当社ではニチコン・京セラ製の蓄電池の廃棄対応と新しく導入する蓄電池のラインナップも豊富に揃っています。
エネルギーバンク株式会社は太陽光・蓄電池・V2H等の設備設置/販売会社です。
ニチコン・京セラ製の蓄電池のみ廃棄可能です。
中間マージン一切なし。
完全自社内で完結する為、連携も取りやすく、お客様のニーズにしっかりとお応えいたします。
お客様のご相談は当社アドバイザーが承り、設置場所の条件等によりお客様ぞれぞれに最適なご提案をさせて頂いております。
当社では多数のメーカーの施工研修を行い認定店として幅広いご提案・工事が可能です。
当社では関東全域を施工対応エリアとしております。
※対応エリア外の方もまずは一度ご連絡下さい。
東北エリアの施工実績も多数ございます。
どのエリアも施工実績が豊富な自社工事スタッフが施工を行いますのでご安心ください。
エネルギーバンク株式会社は
千葉ジェッツを応援しています
エネルギーバンク株式会社はオフィシャルパートナーとして株式会